マリンバソリスト。西洋クラシック音楽の伝統的最先端としてマリンバ音楽の発展にこだわり、独奏、室内楽、協奏曲を軸に展開。ドイツ・ヴィッテン音楽祭、ダルムシュタット音楽祭、ケルン放送コンサートホール、ニューヨーク・キメルセンター、武生国際音楽祭などで世界初演を行い、既存作品では、武満徹作曲「ジティマルヤ」を下野竜也指揮、読売日本交響楽団の定期公演で共演したほか、多くのコンサートホールで公演を行っている。
演奏のみならず企画制作にも携わり、近年では鍵盤打楽器音楽の推進のための企画制作チーム “Stick Vox Klavier” の代表として、アルゼンチン出身のアレハンドロ・ヴィニャオを招聘したポートレートコンサートツアーの主催・企画制作を行い、自ら世界初演を含めて出演している。
教育活動として、これまでカーティス音楽院、イーストマン音楽大学、カールスルーエ音楽大学、アヴェイロ大学、ビルバオ音楽院、北京中央音楽院、国立台南芸術大学、武生国際音楽祭、PASICなど、国内外の教育機関やフェスティバルに招かれ、マスタークラスなどを行なっている。現在、愛知県立芸術大学にて後進の指導にあたっている。
クレーン現代音楽コンクール第1位、米国メリーランド州芸術家議会より器楽独奏者賞受賞をはじめ、これまでにも数々の賞を受ける。イーストマン音楽大学卒業。ジョンズ・ホプキンス大学ピーバディ音楽院修士課程を経てディプロマ課程を修了。オランダのアダムス社専属、米国パール楽器契約アーティスト。